UNIQLO LifeWear Day Tokyoイベントレポート

2019年10月14日(月・祝)、日本のテニスの聖地と呼ばれる東京・有明テニスの森で、「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」が初開催されました。このイベントは、テニスマッチを通じ、ユニクロが掲げるLifeWearコンセプトを、より多くのお客様にお伝えすると共に、ファーストリテイリング及びユニクロが日頃から取り組んでいるサステナビリティ活動を皆さまに知っていただく機会として開催されました。収益の一部は、ユニクロが行うチャリティ活動に寄付されます。当日は、ユニクログローバルブランドアンバサダーである、ロジャー・フェデラー選手、錦織 圭選手、国枝慎吾選手、ゴードン・リード選手、アダム・スコット選手、平野歩夢選手の全6名に加え、ケガのため残念ながら試合は欠場となった錦織選手に代わりジョン・イズナー選手(ATPランキング17位※2019年10月21日現在)が来場し、イベントを盛り上げてくださいました。当日は、朝早くから開場を待つお客様もいてくださったり、お子さまから年配まで幅広い世代の約8,000人のお客様にご来場いただき、大盛況のうちにその幕を閉じました。なかでも、男子シングルステニスからフェデラー選手、イズナー選手、そして男子車いすテニスから国枝選手、リード選手のトップテニスプレイヤー4名による「ニューミックスダブルス」は、見ているお客様も、そしてマッチに参加した選手たちも大盛り上がりでした。


有明コロシアム1階のエントランスを入ると、まずはアンバサダー直筆サイン入りパネル写真が、お客様をお出迎え。





アンバサダーの皆さんに、イベント直前にパネルにサインいただきました。

来場された皆さんは、それぞれが応援するアンバサダーのパネルを前に、思い思いに記念撮影を楽しんでいらっしゃいました。


プログラム1:テニスクリニック
公益財団法人日本テニス協会(以後、JTA)がテニス普及活動の一環として提案しているテニス型ボールゲーム「テニピン」及び国際テニス連盟が推奨しているプログラム「TENNIS PLAY&STAY」を、東京学芸大学付属小金井小学校の学童及び、日本テニス協会が選抜した小学生たち約45名が実演。この日は残念ながら怪我のためマッチには参加することができなかった錦織選手と一緒に記念撮影をしたり、ミニゲームを楽しみました。またプログラム後半には、当初予定にはなかったフェデラー選手も飛び入り参加! 子どもたちと一緒に自身初体験となる「テニピン」・TENNIS PLAY&STAYにチャレンジしていました。普段のラケットをテニピン・TENNIS PLAY&STAYの道具に持ち変えて、子どものような笑顔でプレイを楽しむフェデラー選手と錦織選手が印象的でした。



プログラム2:公開練習
チャリティマッチといえども遊びではありません。世界を転戦しトップレベルで活躍するプレイヤーたちが、普段の試合と同様にウォーミングアップする公開練習も迫力満点でした。
まずは、男子シングルスマッチに出場するフェデラー選手とイズナー選手が練習を開始。センターコートには、ボールを打つ心地良い音が響いていました。

続いて、車いす男子シングルスプレイヤー国枝選手とリード選手の練習が開始。観客の視線は、彼らふたりのチェアワークとボールコントロールに集まっていました。

プログラム3:ニューミックスダブルス
公開練習後、初代ユニクログローバルブランドアンバサダーである国枝選手の願いを一つ叶えるという形で、フェデラー選手がセンターコートにサプライズ登場し、ラリーを披露してくださいました。その後、錦織選手が審判として、そしてイズナー選手がリード選手のペアとしてコートに呼ばれ、一夜限りのトップテニスプレイヤー4人による「ニューミックスダブルス」が始まりました。このサプライズマッチは、フェデラー・国枝選手ペア対イズナー・リード選手ペアの10ポイント先取で行われました。夢が叶った国枝選手は、終始少年のような笑顔でマッチを楽しんでいらっしゃいました。






試合後半には、錦織選手が「アダム!」とコールすると、スコット選手もセンターコートに登場、続いて平野選手も。全6人のアンバサダーが、この日初めてセンターコートに揃いました。試合は、10−9でイズナー・リード選手ペアが勝利をおさめました。



プログラム4:オープニングセレモニー
6人のアンバサダーに加え、本イベントに後援いただきましたJTA山西会長、株式会社ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長柳井が登場。開催2日前に日本に直撃した台風19号で被災した人たちに向けて黙祷を捧げました。


プログラム5:車いす男子シングルス
日本が世界に誇る車いすテニスプレイヤー国枝選手対リオ・デ・ジャネイロパラリンピック金メダリストであり2016年の全豪、ウィンブルドンの覇者であるリード選手の対戦が開始。公開練習やニューミックスダブルスとは空気が一変し、約8,000人のテニスファンを前に、車いすテニスマッチの真剣勝負が行なわれました。大観衆が見守るなか、試合は、3-1で国枝選手が勝利。試合直後のインタビューで、「皆さん以上に僕が楽しむ事ができました」と国枝選手。


プログラム6:男子シングルスマッチ
本イベントを締めくくる最後のプログラムは、フェデラー選手対イズナー選手の男子シングルスマッチの真剣勝負。スタンドにはスイス国旗があちらこちらに見られ、13年ぶりとなるフェデラー選手のプレイを、多くの皆さんが心待ちにしていた様子がうかがえました。
試合は、3セットマッチで行われフェデラー選手のサービスゲームで開始。試合序盤から多くの拍手が両選手のプレイの一つひとつに贈られていました。フェデラー選手は13年ぶりとなる日本のプレイを感じさせない、華麗なバックハンドのダウンザラインでポイントを決める場面や、態勢を崩しながらもボールに追いつきリターンするスーパープレイもみせてくれました。また対戦相手となったイズナー選手の2メートルを超える長身から繰り出される高速のビッグサーブは、圧巻そのもの。フェデラー選手に対し、サービスエースを決めるたびに場内が大きな歓声があがりました。コートチェンジ中には、観客席から自然と沸き起こった「Let’s go Roger! Let’s go!」の掛け声に合わせ、フェデラー選手も一緒に手拍子をするなど、公式戦にはない和やかなひとコマも。最後は、フェデラー選手がサービスエースを決め試合終了。6-3、7-6でフェデラー選手が見事勝利をおさめ「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」は幕を下ろしました。




サステナビリティ展示
会場内では、イベント記念Tシャツの販売のほか、ファーストリテイリングが取り組むサステナビリティ活動を紹介するブースを展開しました。ご来場いただいたお客様ご自身に、イベント収益の寄付先を投票いただくブースも設置させて頂きました。






当日は、クイズに答えるとアンバサダーに関連したグッズが当たる企画も開催。多くの皆さんにご参加いただきました。



今回のテニスマッチの収益の一部は、スペシャルオリンピックスや瀬戸内オリーブ基金など、ユニクロが支援する団体をはじめ、台風19号の被災地に寄付されます。テニスマッチの収支報告、および各団体、地域への寄付の詳細については、まとまり次第、年内にこちらでご報告させていただきます。
本当に多くの皆様のご参加、誠にありがとうございました。世界をよりよくするため、ユニクロはこれからも様々な活動を通して社会に貢献していきます。
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