1954年に第1作目となる映画『ゴジラ』が公開されてから今年で70年を迎えた。これほどまでに長く、世界中の人々から愛される同作品シリーズの舞台裏を支え続ける製作陣の原動力とは何か。長年助監督を務め、数々の『ゴジラ』シリーズ製作に携わってきた清水俊文氏、最新作で大きな話題を呼んだ『ゴジラ-1.0』のVFXを担当した野島達司氏に、製作秘話や作品への思いを語ってもらった。
PROFILE
清水俊文|1993年東宝に入社。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)まで数々のゴジラシリーズの助監督を務める。映画の仕上げ作業を担当する「東京現像所」で過去のゴジラ映画などの 4K デジタルリマスター版の制作を担当したのち、現在ゴジラルーム・MDグループで商品開発を担当。
PROFILE
野島達司|1998年生まれ。東京都杉並区出身。幼少期に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』と出会いVFX製作に興味を持つ。 2019年、コンポジターとして株式会社白組に入社後、山崎貴監督の『アルキメデスの大戦』(19年)、『STAND BY ME ドラえもん 2』(20年)や、多数のCM、映画、ミュージックビデオのVFX製作に参加。コンポジターとして勤務する傍ら、趣味で製作したシミュレーションによる液体や爆発のエフェクト作品が山崎貴監督の目に留まり、『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』(21年)、『ゴーストブック おばけずかん』(22年)からエフェクト作業に参加。その後『ゴジラ-1.0』(23年)で大規模な海のシミュレーションを担当した。
TM & © TOHO CO., LTD.
商品により、取り扱い店舗や展開国が限定されることや完売することがございます。