UNIQLO
and
Our
Town
vol.12 [USA]
NEW YORK
ユニクロと私たちの街。今回は、ソーホーに初めて店を構えた2006年から20年、新たに3つの店舗がオープンしたニューヨークを歩いてみよう。
この街に長く勤めるユニクロスタッフ行きつけの場所もちらほら。
- UNIQLO 5th Ave
- UNIQLO
Bryant Park - UNIQLO
Hudson Yards - UNIQLO Union Square
- UNIQLO SOHO
- UNIQLO Williamsburg
Grand Central Oyster Bar & Restaurant
Oysters
MAP B-1
歴史、建築美、とびきり新鮮な魚介。この三拍子が揃う屈指の名店は、1913年創業。世界最大級の規模とボザール様式の建築で知られるグランドセントラル駅内にある。毎朝3時に、ブロンクスのフルトン・フィッシュマーケットでシェフ自ら厳選する約30種類の上質なオイスターがずらり。平日のカウンター席はサンドイッチとスープを求めるビジネスマンで溢れる。年間通しての一番人気は写真のフライドオイスター・ポボーイサンドイッチ($16.95)。
89 E 42nd St, New York, NY 10017
Ace Hotel New York
Hotel
MAP B-2
2009年に開業、クリエイターや起業家、ローカルアーティストが集い、仕事・社交・カルチャーが混じり合うクリエイティブホテルの先駆け。近年はアート展示や音楽イベントなども積極的に展開し、地域コミュニティと交わるカルチャーハブとしての役割も。時代のムードを映すホテル空間として、常に進化を続ける。ホテルはブルックリンにも。宿泊はシングル$250~(季節や時期により変動あり)。
Ace Hotel New York
S&P Lunch
Diner
MAP B-2
1928年にサンドイッチ店として創業。初めて訪れるなら、ツナサラダにとろける黄色いアメリカンチーズをライ麦パンに挟んだ写真のツナメルト($17)か、ユダヤ系デリの定番、一粒の大きな団子が浮かぶマッツォボールスープ($10)を。お腹に余裕があれば、クラシックドリンク、エッグクリーム($6)も添えたい。古き良きニューヨークの空気が残るカウンターでいただくのも味わい深い。
174 5th Ave, New York, NY 10010
Academy Records & CDs
Music Store
MAP B-2
美術館やギャラリーがひしめく区画から少し東へ向かうと、この街の音楽や映画愛好家がめいめいに時間を過ごす18丁目の老舗にたどり着く。レコードやCD、カセット、DVDが棚を埋め尽くし、まるで図書館のよう。1977年に本屋として店を構え(途中移転しつつも)、約50年続く指折りの名所に。希少なジャケットコレクションもあちこちに(アンディ・ウォーホルが1955年に手掛けたものも発見)。
12 W 18th St, New York, NY 10011
Kalustyan’s
Gourmet grocery store
MAP B-2
1944年創業。6大陸にまたがる約80カ国の仕入れ先から商品を卸す、シェフも駆け込む専門食品店。甘い香りのタヒチ産バニラから、野生的に香るブルガリア産フェヌグリークまで。スパイスやハーブ、茶、コーヒー、カクテルに使うシロップ類など、日常使いから希少なものまで揃う。各地のドライフルーツは量り売りもしているので、そのままおやつに。
123 Lexington Ave, New York, NY 10016
MaxiÅfs Noodle 3
Chinese restaurant
MAP A-3
中国各地の地域料理が集結するクイーンズ・フラッシング地区で人気のMaxi’s Noodle。限りなくオーセンティックと評される実力派ワンタンヌードルの3号店がマンハッタンに進出。しっかり卵の風味を感じるダックエッグヌードルに、3種類のエビと豚肉を包んだ特大サイズのワンタンがごろり(写真下、$11.75-)。スープと混ぜ麺スタイルを選べる。ほろほろに煮込まれた牛肉、牛すじの追加も人気。
68 Mott St, New York, NY 10013
The New Museum
Museum
MAP A-3
1977年の創設以来、”living artists”に特化してきた現代美術専門美術館。重松象平、レム・コールハースによる約60,000平方フィートの増築棟が2026年春に一般公開へ。常設展を持たず、展示は数ヶ月おきに更新。展示に連動する施設内ストアにはぜひ寄ろう。アーティストコラボの一点もの、展示作品のミニチュア、アパレルなど。共同制作ラボのようなストアは実験的であり続けるこの美術館ならでは。
235 Bowery, New York, NY 10002
Thai Diner
Thai restaurant
MAP A-3
“アメリカンダイナー”をタイ料理で楽しめるのがここ。エッグサンドイッチは、スクランブルエッグと伝統的なタイソーセージに、スカリアンマヨネーズとナムチムソースを($15)。フレンチトーストは、タイティーがしみ込んだ生地に、塩味の効いたコンデンスミルクとタイティーバターたっぷりで($17)。オーナーの一人アンの母親が、幼少期に作ってくれた“アメリカの食材でつくるタイの味”が出発点。
186 Mott St, New York, NY 10012
The Locavore Variety Store
Shopping
MAP A-2
歯磨き粉に文房具、配管クリーナー。生活用品の買い物が、いかに愉快なものかを思い出させてくれるセレクトショップ。老舗、人気の若いブランド、そしてその狭間にある品々を、ローカル(NYCから100mile以内)を軸に集めていて、実用品の隣に、例えば約200年続くベルメーカーのベルが置いてある。店主が集めたNY近郊の”本当に良いもの”を、まるでタイムトラベルするように棚を巡って。
434 6th Ave, New York, NY 10011
Scarr’s Pizza
Pizza restaurant
MAP B-3
今年で10周年を迎える、オールドスクールなニューヨークスタイルのピザスライス店。自家製の小麦粉。長時間発酵させた生地。良質なチーズに100%ビーフのペパロニ。一見ありふれているが、その実、すべてに少しも手を抜かないこだわりで仕上げられた一枚は、他では味わえない。ぜひ熱々を店内かストリートで頬張って。シグネチャーは辛いハチミツのかかった写真の「ホットボーイ」($7.50)。
35 Orchard St, New York, NY 10002
Punjabi Deli
Indian food
MAP B-3
タクシードライバーの栄養補給場として始まったインド系カレー店で、創業以来変わらないスタイルを貫く。冷蔵ショーケースに並ぶ7種類のベジタリアン/ヴィーガンカレーから好みの2、3種とライスかロティを選べば電子レンジで温めて提供してくれる(3種$10)。定番はほうれん草、ひよこ豆。その他はその日の仕入れで決まる。オーナーの口癖は、「よく生きるためにまず腹を満たせよ。」
114 E 1st St, New York, NY 10009
Metrograph
Movie theater
MAP B-4
旧食品倉庫を改装して開業した独立系映画館。むき出しのレンガ壁にベルベットシート。椅子には旧ドミノ・シュガー工場の木製梁から削り出した木材が使われているなど、“NYで映画を見る”の醍醐味がそこかしこに。レストランとバーを併設し、映画関連の選書棚も。鑑賞の前後を通してムービーナイトが思う存分できる。カクテル名も「35mm」($17)など、もちろん映画にちなんでいる。
7 Ludlow St, New York, NY 10002
Vietnamese restaurant
MAP B-3
店を変えながらも、ベトナム料理店が受け継がれてきた場所「70 Forsyth St」では今、かつてないほど現地の家族の味が味わえる。名物は写真の、ブン・ダウ・マム・トム。強烈だがクセになる発酵エビのソースに、揚げ豆腐、もち米ソーセージ、血のソーセージなどどれも現地由来のレシピで作られる。全部盛りで$37。すぐ隣にカフェ「Phê」をオープンし、コーヒーとバインミーも提供している。
70 Forsyth St, New York, NY 10002
Radio Bakery
Bakery
MAP C-3
2023年のオープン以来平日でも行列が絶えない、NYC空前のベーカリー文化を牽引する店。この街でパンといえば甘いものが主役だったが、塩味やスパイスが効いたセイボリー系の美味しさをこの店に教わったという人も多いはず。形、味わいは驚くほど多彩で、野菜やフルーツ使いが見事。ピスタチオのクロワッサン、フォカッチャサンド、季節のペイストリー($5.5~)、何度訪れても迷ってしまう。
135 India St, Brooklyn, NY 11222
TANGERINE
Shopping
MAP C-3
2021年オープンの、ライフスタイル・コンセプトストア。それぞれ自身のブランドを営む二人のオーナーが、生活用品からアパレルまで、トレンドではなく自分たちの審美と感覚で厳選。ギンガムチェックのバッグ、上質な水着、シルクのシュシュ、独特な形のアクセサリー、卵白の固形石鹸($8.5)。シックな洗練さと遊び心、ダウンタウン的な力の抜け感が心地良い、ブルックリンならではの空間。
616 Lorimer St, Brooklyn, NY 11211
Spoonbill Books
Book store
MAP C-3
読みたい本を買うことと、持っておきたい本を買うというのは微妙に違うことだが、この書店は「いつかのために持っておきたい」本で溢れている。1999年創業の、ローカルが通い続けるインディペンデント書店。現代美術、建築、デザイン、写真、映画の本が新刊・古本いずれも充実し、昔の貴重な展覧会カタログなんかが見つかる日も。詩や哲学、批評理論の選書もユニーク。
218 Bedford Ave, Brooklyn, NY 11211
Tula House
Garden center
MAP C-3
グリーンポイント地区にある築100年以上の巨大倉庫を改装した空間に入れば、数百種の植物に出会う旅が始まる。熱帯地域の葉や花に出迎えられたと思えば、左手のアーチをくぐると砂漠で育つサボテンや珍しい多肉植物がひしめきあう。ローカルから旅行者まで時を忘れて過ごす植物園のようなスポット。オーナー自らデザインを手掛ける、少し奇妙でクセになるグッズも、楽しみのひとつ。Tシャツ$45。
59 Meserole Ave, Brooklyn, NY 11222
Contrasto
Outdoor sports store
MAP C-3
山好きの日本人による、登山道具を扱うセレクトショップ。NYでは珍しい本格アウトドア専門店として、2026年に待望のオープン。ペグからバックパック、寝袋まで、自身もロッククライマーである店主たちが実際に使って良かった、あるいは使ってみたい道具が並ぶ。雑誌や写真集、アパレルには店主たちの交友関係も垣間見える。隠れた(?)名物は、併設のカフェで提供するほうじ茶プリン($8)。
82 Dobbin St, Brooklyn, NY 11222
St. Anselm
Steak house
MAP C-3
ステーキハウスの料理を、肩肘張らない空間で提供する、ウィリアムズバーグ地区のフードシーンのパイオニア的存在。昔ながらのブッチャーズステーキ(写真上、$34)には、初めて食べた日には夢にまで出てきた外パリ中フワの、パンフライ・マッシュポテトを合わせて。12時間塩漬けした丸鶏「ボボチキン(写真下、$45)」のファンも多い。
355 Metropolitan Ave, Brooklyn,
NY 11211
UNIQLO STORE INFO
2つの公園、2つのユニクロ
2026年春、マンハッタンに2つのユニクロが新たに誕生した。ひとつは、グランドセントラル駅を降りてほどなく歩けば見えてくる、ニューヨーク公共図書館を有するブライアントパークのすぐ隣にオープンした、「ユニクロ ブライアントパーク」。もうひとつは、平日はオフィスワーカーの憩いの場として、週末はファーマーズマーケットの会場として、地域生活に根差した公園であるユニオンスクエアパークのそば。かつてアンディ・ウォーホルのスタジオ「ファクトリー」があったという歴史的な建物にできた、「ユニクロ ユニオンスクエア」。公園の近くにできた、2つの新たなユニクロ。それぞれのお店でしか買えない、アーティストや地域企業とコラボレーションした限定グッズも。ぜひ足を運んでみて。
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MAP B-1
UNIQLO Bryant Parkat 5th Avenue510 5th Avenue, New York, NY 10036
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MAP B-2
UNIQLO Union Square860 Broadway, New York, NY 10003
UNIQLO STORE INFO
アートの街の、新しいユニクロ
2026年3月にオープンした「ユニクロウィリアムズバーグ」は、この地区で初めてのユニクロ。お店ができたケントアベニュー周辺は、ギャラリーやショップ、カフェなどが立ち並び、お洒落な若者たちが行き交うエリアだ。そんな街の雰囲気を店全体で表現すべく、ウィンドウや店内のグラフィックは、KAWSがデザイン。他にも、地域のアーティスト、企業とのコラボレーションや、オリジナルグッズなど、ユニークな企画が盛りだくさん。ここでしか体験できない新しいユニクロに要注目だ。次のページからは、そんなウィリアムズバーグ周辺の気になるショップを見ていこう。
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MAP C-3
UNIQLO Williamsburg187 Kent Avenue Brooklyn NY 11249
*掲載情報は2026年6月時点のものになります。
- Photography by Naoyasu Mera
- Illustrations by Naoki Shoji
- Selection & Text by Sako Hirano