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ミランダ・ジュライ

ロサンゼルスを拠点に活動する、映画監督/アーティスト/ライター
ミランダ・ジュライは、ロサンゼルスを拠点に活動する、映画監督/アーティスト/ライター。彼女の受賞作品には、映画「君とボクの虹色の世界」や、短編集「いちばんここに似合う人」などがあります。ミランダ・ジュライの「言葉たち」がUTコレクションから登場。主役は、あなた。
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ミランダ・ジュライ

ミランダ・ジュライ


PROFILE

ライター、フィルムメーカー、アーティスト。ロサンゼルスを拠点に活動。主な映画作品に『君とボクの虹色の世界』『ザ・フューチャー』。小説作品に『いちばんここに似合う人』『最初の悪い男』など。現在は、最新映画を完成させている途中だとか。

「人はつながろうとして、豪快に失敗することがあります。私はその様子に興味があるんです」。映画、文学、そしてときにはアートやパフォーマンスまでを股にかけて活躍するアーティストのミランダ・ジュライは、創作テーマについてそう語る。「登場人物が違和感や孤独を抱えていて、瞬間的にそれを共有することすらできますが、基本的に人間は生涯を通して自分の悲しみにしがみついているもの。そのために、しばしばとても面白い振る舞いをするのだと思います」

たしかに、ミランダの小説や映画には、そうした瞬間がよく描かれる。

ユニオンスクエアに展示された11 HEAVY THINGS。
└ユニオンスクエアに展示された11 HEAVY THINGS。

実際、2018年に日本でも翻訳された小説『最初の悪い男』は、性格が正反対の2人の女性が共同生活をするなかで、互いに変化していくという物語だ。この“つながり”というテーマは、彼女の初めての作品にも通ずるという。

「私が最初に作った“本当の”作品と言えるものは、高校の時に書いて、地元のパンククラブで発表した戯曲でした。刑務所に入っていたある男性との文通を基に書いたもので、彼は3年間、私のペンパルだったのです。自分の書いた演劇を観客席で見るということは(戯曲自体は完璧なものではありませんでしたが)強烈な体験でした。その瞬間に、“これからずっと死ぬまでこれをやろう”と思ったのです」

監督作『ザ・フューチャー』では、ひと組のカップルが瀕死の猫を引き取ったことで人生を見つめ直すさまが描かれる。
└監督作『ザ・フューチャー』では、ひと組のカップルが瀕死の猫を引き取ったことで人生を見つめ直すさまが描かれる。

今回ミランダがUTに提供してくれたのは、”Never Not Trying”をはじめ、彼女らしいメッセージが描かれたもの。これもやはり“つながり”というテーマは重要だそうで……。

ミランダのインスタグラムの写真。
└ミランダのインスタグラムの写真。

「このコレクションは、自分自身を発明すること、そして、友情についてのもの。私にとってこの二つは相互に深く結びついています。すべてのティーンエイジャーは自分自身を発明し、ラッキーならば残りの人生でも続けることができるでしょう。私は何を明かし、何を隠すのか? 私は本当は誰なのか? アーティストとしての私は、しばしば自分の作品を通して変化しますが、いつも私の新しい創作を最初に信じてくれるのが友人たちで、彼らの信頼が私に勇気を与えてくれます。すべてが意味をなす前の日やパーティーの次の日といった混乱した不確かな場所で、いつもお互いに支え合っています。誤りには喜びとユーモアがあり、このコレクションのデザインはそのことを表現しています。少し混乱していますが、希望に満ちています。もうひとつ付け加えると、私は大量の広告を見ながら育ってきました。他の人と同じように。だから、自分だけのスローガンが欲しくなったのです。アーティストのジリアン・ウェアリングの言葉を借りるなら、“他人が言って欲しいことではなく、自分の言いたいことを言っている”ということですね」

最初の小説集『いちばんここに似合う人』刊行時に、ミランダ自身のウェブサイトで行ったプロモーションの一場面。
└最初の小説集『いちばんここに似合う人』刊行時に、ミランダ自身のウェブサイトで行ったプロモーションの一場面。