名作映画の象徴的なグラフィックとセリフがTシャツに
Apr 24, 2025
UT
今もなお愛され続ける名作映画のセリフがTシャツに。『ジョーズ』『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『キャスパー』をセレクト。各作品の印象的なセリフを引用し、タイポグラフィーとしてデザイン。各作品の世界観を表現したTシャツを楽しんで。
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キャスパー
かわいいゴーストの活躍を描く1950年代の人気コミックを、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のもとCGを駆使して実写映画化した、笑いあり涙あり、夢と希望のハートフルファンタジー。母を亡くして以来、心を閉ざしてしまった少女キャット(クリスティーナ・リッチ)は、心霊学者の父ジェームズ(ビル・プルマン)と古い屋敷に住むことになる。この屋敷を相続した強欲な女性キャリガンが、ここに宝が眠っていることを知ったものの、屋敷に取りつくゴーストに手を焼き、ジェームズに除霊を依頼したのだった。ゴーストたちは悪事を働きキャットたちを困らせるが、寂しがりやの少年ゴースト、キャスパーだけは、彼女と仲良くなろうと奮闘する...。
E.T.
迷子になった宇宙人と子供たちとの交流を描いた、アカデミー賞受賞監督スティーヴン・スピルバーグが贈る、映画史に燦然と輝くSFヒューマンドラマの最高傑作『E.T.』。10歳の少年エリオット(ヘンリー・トーマス)が、地球に置き去りにされた宇宙人をE.T.と名付けてかくまい、兄(ロバート・マクノートン)妹(ドリュー・バリモア)を巻き込み、彼が家に帰れるように助けようとするが...。信頼、勇気、そしてかけがえのない友情の絆は、世代を超えて観る者に感動を与えている。
ジョーズ
アカデミー賞受賞監督スティーヴン・スピルバーグによる映画『ジョーズ』は、1975年の初公開当時、瞬く間に世界中で大ヒット。手に汗握るサスペンスの金字塔として、その後の映画界に大きく影響を与えている。平和な海水浴場に突如現れた巨大な人喰いザメ。犠牲者は増え、人々はパニックに陥っていく。警察署長(ロイ・シャイダー)が、若き海洋学者(リチャード・ドレイファス)、荒くれ者の漁師(ロバート・ショウ)とともに立ち上がり、獰猛なサメと苦闘を繰り広げる...。恐怖心をあおる不気味なテーマ曲も人々の心をつかみ、50周年を迎えた今もなお愛される不朽の名作。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の下、アカデミー賞受賞監督ロバート・ゼメキスが手がけた革新的でオリジナリティ溢れるSFアドベンチャー映画。マイケル・J・フォックス演じる高校生マーティは、科学者ドク(クリストファー・ロイド)が発明したタイムマシン、デロリアンに乗って1985年から1955年にタイムスリップするが、時空を超えたトラブルの連鎖に巻き込まれてしまう。このままでは未来が変わり、自分の存在が消えてしまうと知ったマーティは...。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは、最先端のVFX、耳に残る名曲の数々、展開の面白さで、第1作目公開から40周年を迎えた今もなお、世界中のファンを夢中にさせている。
1985年、第1作目がアメリカで公開されると、瞬く間に世界的に大ヒット映画となった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』には、実はとてもパーソナルな着想があった。ロバート・ゼメキス監督とともに脚本を手がけたボブ・ゲイルにインタビュー。
Q タイムトラベルをテーマに作品を作ろうと思ったきっかけは?
ボブ(ロバート・ゼメキスの愛称)と一緒に、1960年に公開されたジョージ・パル監督の映画『タイム・マシン80万年後の世界へ』を観て、頭が爆発してしまったんです。TVドラマ『ミステリーゾーン(邦題)』(1959-64年)のタイムマシンのエピソードも好きでしたね。SFファンだった高校時代には、タイムトラベルの話を読み漁りました。だから、すごくクールなコンセプトとして、いつも頭にあったんです。1970年代からボブと顔を合わせる度に、タイムトラベル映画を作りたいと話していましたが、どうも面白い話の糸口が見つからなくてね。
そんな1980年8月のある日、僕はミズーリ州セントルイスの実家を訪れていました。地下室が浸水してしまい、父が「水でダメになったものを捨てるから、取っておきたいものがあるか目を通して」と言って出してきた中に、1940年の父の高校卒業アルバムを見つけたんです。手に取ってページをめくっていると、父が生徒会長だった事実を知り驚きました。そんなこと聞いたこともなかったし、写真に写る品のいい父を見て、もし同学年だったら果たして友達になっていただろうか?なんて思い巡らしているうちに、雷に打たれたように閃きました。「これが長年悩んでいたタイムトラベル物語のフックだ!」と。
カリフォルニアに戻って、すぐにボブに話しに行き、「お母さんも同じ高校に通っていて、やってはいけないことを全てやっていたとしたら?」と盛り上がりました。これが 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の出発点です。
Q タイムマシンについて聞かせてください。
僕らは1950、60年代に育ったいわゆるスプートニク世代(*1)。テクノロジーに関心があったので、主人公にもタイムマシンを使って実際に時をさかのぼる、現実味を持たせたかった。初期の構想段階ではタイムマシンは古い冷蔵庫でしたが、それ自体を動かせるものにするのはどうだろう? もし、ドク・ブラウンが車にマシンを搭載したとしたら?とボブから提案がありました。デロリアンはカッコ良かったし、カモメの翼のように縦に開く扉がなんともフューチャリスティックでね。それでデロリアンをタイムマシンに選んだんです。
Q 40年経った今でも、この物語が人々に共鳴し続けるのはどうしてだと思いますか。
どんな子供でも、自分の親も昔は子供だったんだ、と気づく瞬間があると思うんです。その事実を受け止め、把握するってとても宇宙的な感覚ですよね。例えば、5歳のときに母親に「私があなたの歳の頃はね・・・」と言われたって、その子は「何を言ってるんだろう?お母さんが僕の歳?」とピンとこない。でもあるとき、「両親も昔は僕みたいに子供だったんだ」とふと気づくとなれば、「二人はどうやって出会ったのだろう? 最初のデートでは何をしたんだろう?」と、人間としての根本的な疑問を抱くようになる。だから世代を超えて、どんな文化圏でもこの物語は響くんじゃないかと思います。
Q 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大成功を収めた感想は?
信じられませんでしたね。脚本の段階で42回も却下されていたのでなおさらです!タイムトラベル映画なんて興行収益にならないからと散々言われ続けたので、結果、歴史を変えたことになりますね!
Q あなたの理想の未来とは?
いま自分の生きている日々です(笑)。73歳になり、人生の三幕目を迎えていますが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、僕にとって永遠に子供のような存在なので、死ぬまで面倒を見るつもりです。自分の人生を超えたところで生き続けていく、語り継がれる物語を書けたのだとしたら、脚本家として夢のようです。
Q 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の今後の展開は?
4月には東京で『バック・トゥ・ザ・フューチャー:ザ・ミュージカル』が公演予定ですが、映画とは違う部分で笑いが起こったり、役者のアドリブが絶妙だったり、劇場ならではの醍醐味があります。日本ではどんな舞台になるか、とても楽しみです。
(*1)スプートニク1号が打ち上げられた1957年以降、特に1960年代に若者だった人々を一般的に指し、科学技術の発展や宇宙探査への希望に大きな影響を受けたとされている。
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キャスパー
かわいいゴーストの活躍を描く1950年代の人気コミックを、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のもとCGを駆使して実写映画化した、笑いあり涙あり、夢と希望のハートフルファンタジー。母を亡くして以来、心を閉ざしてしまった少女キャット(クリスティーナ・リッチ)は、心霊学者の父ジェームズ(ビル・プルマン)と古い屋敷に住むことになる。この屋敷を相続した強欲な女性キャリガンが、ここに宝が眠っていることを知ったものの、屋敷に取りつくゴーストに手を焼き、ジェームズに除霊を依頼したのだった。ゴーストたちは悪事を働きキャットたちを困らせるが、寂しがりやの少年ゴースト、キャスパーだけは、彼女と仲良くなろうと奮闘する...。
E.T.
迷子になった宇宙人と子供たちとの交流を描いた、アカデミー賞受賞監督スティーヴン・スピルバーグが贈る、映画史に燦然と輝くSFヒューマンドラマの最高傑作『E.T.』。10歳の少年エリオット(ヘンリー・トーマス)が、地球に置き去りにされた宇宙人をE.T.と名付けてかくまい、兄(ロバート・マクノートン)妹(ドリュー・バリモア)を巻き込み、彼が家に帰れるように助けようとするが...。信頼、勇気、そしてかけがえのない友情の絆は、世代を超えて観る者に感動を与えている。
ジョーズ
アカデミー賞受賞監督スティーヴン・スピルバーグによる映画『ジョーズ』は、1975年の初公開当時、瞬く間に世界中で大ヒット。手に汗握るサスペンスの金字塔として、その後の映画界に大きく影響を与えている。平和な海水浴場に突如現れた巨大な人喰いザメ。犠牲者は増え、人々はパニックに陥っていく。警察署長(ロイ・シャイダー)が、若き海洋学者(リチャード・ドレイファス)、荒くれ者の漁師(ロバート・ショウ)とともに立ち上がり、獰猛なサメと苦闘を繰り広げる...。恐怖心をあおる不気味なテーマ曲も人々の心をつかみ、50周年を迎えた今もなお愛される不朽の名作。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の下、アカデミー賞受賞監督ロバート・ゼメキスが手がけた革新的でオリジナリティ溢れるSFアドベンチャー映画。マイケル・J・フォックス演じる高校生マーティは、科学者ドク(クリストファー・ロイド)が発明したタイムマシン、デロリアンに乗って1985年から1955年にタイムスリップするが、時空を超えたトラブルの連鎖に巻き込まれてしまう。このままでは未来が変わり、自分の存在が消えてしまうと知ったマーティは...。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは、最先端のVFX、耳に残る名曲の数々、展開の面白さで、第1作目公開から40周年を迎えた今もなお、世界中のファンを夢中にさせている。
脚本家&共同製作者ボブ・ゲイルが語る映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の誕生秘話
1985年、第1作目がアメリカで公開されると、瞬く間に世界的に大ヒット映画となった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』には、実はとてもパーソナルな着想があった。ロバート・ゼメキス監督とともに脚本を手がけたボブ・ゲイルにインタビュー。
Q タイムトラベルをテーマに作品を作ろうと思ったきっかけは?
ボブ(ロバート・ゼメキスの愛称)と一緒に、1960年に公開されたジョージ・パル監督の映画『タイム・マシン80万年後の世界へ』を観て、頭が爆発してしまったんです。TVドラマ『ミステリーゾーン(邦題)』(1959-64年)のタイムマシンのエピソードも好きでしたね。SFファンだった高校時代には、タイムトラベルの話を読み漁りました。だから、すごくクールなコンセプトとして、いつも頭にあったんです。1970年代からボブと顔を合わせる度に、タイムトラベル映画を作りたいと話していましたが、どうも面白い話の糸口が見つからなくてね。
そんな1980年8月のある日、僕はミズーリ州セントルイスの実家を訪れていました。地下室が浸水してしまい、父が「水でダメになったものを捨てるから、取っておきたいものがあるか目を通して」と言って出してきた中に、1940年の父の高校卒業アルバムを見つけたんです。手に取ってページをめくっていると、父が生徒会長だった事実を知り驚きました。そんなこと聞いたこともなかったし、写真に写る品のいい父を見て、もし同学年だったら果たして友達になっていただろうか?なんて思い巡らしているうちに、雷に打たれたように閃きました。「これが長年悩んでいたタイムトラベル物語のフックだ!」と。
カリフォルニアに戻って、すぐにボブに話しに行き、「お母さんも同じ高校に通っていて、やってはいけないことを全てやっていたとしたら?」と盛り上がりました。これが 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の出発点です。
Q タイムマシンについて聞かせてください。
僕らは1950、60年代に育ったいわゆるスプートニク世代(*1)。テクノロジーに関心があったので、主人公にもタイムマシンを使って実際に時をさかのぼる、現実味を持たせたかった。初期の構想段階ではタイムマシンは古い冷蔵庫でしたが、それ自体を動かせるものにするのはどうだろう? もし、ドク・ブラウンが車にマシンを搭載したとしたら?とボブから提案がありました。デロリアンはカッコ良かったし、カモメの翼のように縦に開く扉がなんともフューチャリスティックでね。それでデロリアンをタイムマシンに選んだんです。
Q 40年経った今でも、この物語が人々に共鳴し続けるのはどうしてだと思いますか。
どんな子供でも、自分の親も昔は子供だったんだ、と気づく瞬間があると思うんです。その事実を受け止め、把握するってとても宇宙的な感覚ですよね。例えば、5歳のときに母親に「私があなたの歳の頃はね・・・」と言われたって、その子は「何を言ってるんだろう?お母さんが僕の歳?」とピンとこない。でもあるとき、「両親も昔は僕みたいに子供だったんだ」とふと気づくとなれば、「二人はどうやって出会ったのだろう? 最初のデートでは何をしたんだろう?」と、人間としての根本的な疑問を抱くようになる。だから世代を超えて、どんな文化圏でもこの物語は響くんじゃないかと思います。
Q 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大成功を収めた感想は?
信じられませんでしたね。脚本の段階で42回も却下されていたのでなおさらです!タイムトラベル映画なんて興行収益にならないからと散々言われ続けたので、結果、歴史を変えたことになりますね!
Q あなたの理想の未来とは?
いま自分の生きている日々です(笑)。73歳になり、人生の三幕目を迎えていますが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、僕にとって永遠に子供のような存在なので、死ぬまで面倒を見るつもりです。自分の人生を超えたところで生き続けていく、語り継がれる物語を書けたのだとしたら、脚本家として夢のようです。
Q 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の今後の展開は?
4月には東京で『バック・トゥ・ザ・フューチャー:ザ・ミュージカル』が公演予定ですが、映画とは違う部分で笑いが起こったり、役者のアドリブが絶妙だったり、劇場ならではの醍醐味があります。日本ではどんな舞台になるか、とても楽しみです。
(*1)スプートニク1号が打ち上げられた1957年以降、特に1960年代に若者だった人々を一般的に指し、科学技術の発展や宇宙探査への希望に大きな影響を受けたとされている。
ボブ・ゲイル
アカデミー賞ノミネート脚本家、プロデューサー、監督。アメリカ・ミズーリ州セントルイス生まれ。1973年、南カリフォルニア大学映画芸術学部卒業。在学中に長年のコラボレーターとなるロバート・ゼメキスと出会う。代表作に共同脚本、共同プロデュースとして参加した映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズほか、脚本、共同脚本に『1941』『抱きしめたい』『ユーズド・カー』『トレスパス』、監督作に『アメージング・ハイウェイ60』などがある。映画、TVの他、コミックの執筆、コミコンやイベントなどにも積極的に参加。
アカデミー賞ノミネート脚本家、プロデューサー、監督。アメリカ・ミズーリ州セントルイス生まれ。1973年、南カリフォルニア大学映画芸術学部卒業。在学中に長年のコラボレーターとなるロバート・ゼメキスと出会う。代表作に共同脚本、共同プロデュースとして参加した映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズほか、脚本、共同脚本に『1941』『抱きしめたい』『ユーズド・カー』『トレスパス』、監督作に『アメージング・ハイウェイ60』などがある。映画、TVの他、コミックの執筆、コミコンやイベントなどにも積極的に参加。
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