

世界一の囲碁棋士・一力遼が考える「感動」、
そして理想の服について
Feb 26, 2025
NEWS
2024年に棋聖、天元、本因坊、名人の四冠を達成、さらには国際戦での優勝を果たした囲碁棋士・一力遼さんとの対話で感じたのは、生き方そのものを巡る問いでした。
「まだ、こんな手があったんだ」と思える一手に出会う瞬間に、感動する。そう一力さんは語ります。数千年前に生まれたとされる囲碁。その打ち手は、宇宙に存在する原子の数より多いと言われています。盤上に夢中になり、攻防を繰り返す。その中でふいに訪れる、相手と呼吸が合う瞬間。見たことのない打ち手との出会い、それが嬉しい。普段感情を表に出すイメージの少ない一力さんは、興奮気味に教えてくれました。
画像:幼少期の一力遼さん
「囲碁において、AIではなく人間にしかできないことは?」との質問に対し、「リスクを取りにいけることですかね」との答え。形勢の優劣に関わらず、陣が整う前に敵陣深く斬り込んでいく。そんな勝負手を好む一力さん。自身にとっての「感動」をどこまでも追い求めていく。そんなスタイルこそが、観る者にまで感動を与える理由なのかもしれません。
一見静かに見えて、ときに一度の対局で体重が2kgも減ることがあるという囲碁の勝負。その日に向けて、食事やトレーニングを行いながら、自身をベストコンディションに高めていきます。そして、勝負時に身を包む「服」もまた、大切なもの。普段はタイトなスーツを好んで着用される彼に、感動パンツ・ジャケットを着ていただきました。
「初めて着たときはフィット感と生地の軽さに驚きました。他のスーツでは感じたことのない着心地です。長時間の正座でも楽ですし、腕もスムーズに動かせて、シワも付きにくく、対局後でもシルエットが変わりません」
とのこと。体の動きやすさは、心の動きやすさにつながっていく。この先、どんな勝負を見せてくれるのか、楽しみです。
未知との一手を求めて、次の高みを目指し続ける一力さん。まだ、知らない世界を見たい。ときにリスクを冒してでも、追いかけてみたい。その衝動は、特別な人だけのものではなく、すべての人のものであると、私たちは考えています。なぜなら、感動を探し続けることこそが、人が生きる意味そのものであるはずだから。私たちがつくりたいものも、人が人として生きる意味を実感できる服。「感動」という名のジャケット・パンツ。目指したのは、「こんなにも動きやすい服があったんだ」という感動。あなたは、これを着て何をしますか?
【着用アイテム】
感動ジャケット
感動パンツ
【プロフィール】
一力 遼 / いちりき りょう
囲碁棋士、河北新報社取締役
1997年生まれ、宮城県出身。宋光復九段門下。日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。九段。 2010年夏季に入段。2020年に七大タイトルのひとつである碁聖を初めて獲得し、2022年には最高位の棋聖を獲得。2024年の名人獲得をもって、棋聖、天元、本因坊の四冠を達成。同年9月には、4年に一度開催される国際棋戦「応氏杯世界選手権」において、日本の棋士として19年ぶりとなる主要な国際棋戦での優勝を果たす。
感動ジャケット商品一覧ページ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/men/outerwear/kando-jacket
感動パンツ商品一覧ページ
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