骨格スタイルから判断する
“自分に似合うニット”選び
洋服を選ぶとき、自分の好きな色やテイストがあっても、本当に似合うかどうか自信がない……という方は多いのではないでしょうか。自分に似合う服を知る方法の1つに、身体の質感やラインの特徴など、骨格構造によるスタイルの違いを分析する「骨格スタイル分析®」があります。今回は、骨格スタイルから導き出す、秋冬ニットの選び方をご紹介します。
骨格スタイル分析®とは
筋肉や脂肪、関節の発達のしやすさは一人ひとり特徴があり、身体の質感やラインの特徴が異なり、似合うファッションアイテムも異なります。骨格構造によるスタイルの違いを分析することで、1人1人に似合う形や素材を導き出します。
一般社団法人骨格スタイル協会 認定講師 林智子
お客様のクローゼットを「好きで似合う服だけが使いやすく収められた」空間に整えることで、その方がより自分らしく輝ける仕組みづくりをするクローゼットオーガナイザー。
雑誌などでのクローゼットオーガナイズやスタイリング指南も多数。2015年には初のスタイリング本「「毎日楽しい!」おしゃれをつくるコーディネートLESSON」を出版。
まずは自分の骨格スタイルをチェック!
チェックの多かった項目は、ABCのどれでしたか?
Aが多い場合
ストレート
・胸に厚みがある方が多く、デコルテを見せるとすっきりとした印象に。
・身体のラインは立体的で丸みがあり、直線を足すことでスタイルアップして見えます。
・ざっくりしすぎず、ぴったりしすぎず、身体に沿った適度なサイズが
似合います。
・Vネックニットや、センタープレスが入っているテーパードパンツなど、
全体のシルエットがIラインのアイテムを選ぶのがおすすめです。
Bが多い場合
ウェーブ
・首回りが華奢な方が多く、華やかなネックレスやカールのある髪型など顔まわりを華やかにするとオシャレ度がアップします。
・腰まわりにボリュームがあり、トップスをコンパクトにして、ハイウエストでウエストマークするとスタイルアップして見えます。
・柔らかい素材のニットやブラウス、レースのタイトスカートやプリーツスカートなど、フェミニンなアイテムが似合います。
Cが多い場合
ナチュラル
・凸凹の少ないボディラインで、骨格が比較的しっかりしているのが特徴。
・ナチュラル感のある着こなしやオーバーサイズのものなどラフな着こなしが似合います。
・ざっくりとした質感のニットやワイドシルエットのパンツなど、ボリュームのあるアイテムをざっくりと着こなすのがおすすめです。
自分に似合う=スタイルアップが叶う
普段のスタイルと骨格診断に沿ったスタイルを比べると、印象の違いがわかりやすくなります。例えば、ストレートタイプの方の場合、左側のかっちりとしたシャツスタイルも素敵ですが、右側のVネックカーディガンのコーディネートは、顔まわりはすっきり、腰位置も高く見えます。
骨格スタイルごとに似合うニットの
素材やデザインも違います
ニットには薄手のものや厚手のもの、そしてタイトなシルエットや大きめのざっくりデザインなど、幅広いバリエーションがあります。自分の好きなデザインやトレンドのものを選ぶことは悪いことではありませんが、自分の骨格スタイルを知ることで、洋服選びに迷った時に、自分に合う服選びやスタイリングがわかるようになります。
骨格スタイル別おすすめニットコーデ
深みのあるVネックニットに、きちんと感のあるスマートスタイルアンクルパンツをコーディネート。ストレートタイプの方は立体的なメリハリボディが特徴なので、シンプルなコーディネートでもきちんと女性らしさを演出できます。アクセサリーをつけるならなるべくシンプルに、カバンも小さすぎず、大きすぎない程よいサイズを選ぶと、バランスよくまとまります。
ウェーブタイプの方は、裾に向かってふわりと広がるニットワンピースがおすすめ。トップスのリブからの切り返しや、長めに作られた腕のデザインなど、ディテールにこだわったデザインがポイントです。身体の厚みがあまりないのが特徴なので、シンプルなものよりも、ふんわりとしたシルエットや華やかなデザインのアイテムを選ぶと、曲線や立体感をプラスでき、華やかな印象になります。
骨格がしっかりしているナチュラルタイプの方は、ざっくりシルエットのニットがよく似合います。トレンド感のあるベロアトップスに、ワイドパンツを合わせて、ゆったりシルエットのニットコートをオン。身体にフィットするデザインは貧相に見えてしまう恐れがあるので、大きめシルエットのものを選ぶと、スタイルの良さが際立ちます。カバンは大きめのものを合わせるとグッドバランス。
ニットの特集ページはこちら
【Staff Credit】
Photographer:Sachiko Horasawa(CROSSOVER)
Illustration:miya
Text:Yuki Motomura
洋服を選ぶとき、自分の好きな色やテイストがあっても、本当に似合うかどうか自信がない……という方は多いのではないでしょうか。自分に似合う服を知る方法の1つに、身体の質感やラインの特徴など、骨格構造によるスタイルの違いを分析する「骨格スタイル分析®」があります。今回は、骨格スタイルから導き出す、秋冬ニットの選び方をご紹介します。
骨格スタイル分析®とは
筋肉や脂肪、関節の発達のしやすさは一人ひとり特徴があり、身体の質感やラインの特徴が異なり、似合うファッションアイテムも異なります。骨格構造によるスタイルの違いを分析することで、1人1人に似合う形や素材を導き出します。
一般社団法人骨格スタイル協会 認定講師
林智子お客様のクローゼットを「好きで似合う服だけが使いやすく収められた」空間に整えることで、その方がより自分らしく輝ける仕組みづくりをするクローゼットオーガナイザー。
雑誌などでのクローゼットオーガナイズやスタイリング指南も多数。2015年には初のスタイリング本「「毎日楽しい!」おしゃれをつくるコーディネートLESSON」を出版。
まずは自分の骨格スタイルをチェック!
チェックの多かった項目は、ABCのどれでしたか?
Aが多い場合
ストレート
・胸に厚みがある方が多く、デコルテを見せるとすっきりとした印象に。
・身体のラインは立体的で丸みがあり、直線を足すことでスタイルアップして見えます。
・ざっくりしすぎず、ぴったりしすぎず、身体に沿った適度なサイズが 似合います。
・Vネックニットや、センタープレスが入っているテーパードパンツなど、 全体のシルエットがIラインのアイテムを選ぶのがおすすめです。
Bが多い場合
ウェーブ
・首回りが華奢な方が多く、華やかなネックレスやカールのある髪型など顔まわりを華やかにするとオシャレ度がアップします。
・腰まわりにボリュームがあり、トップスをコンパクトにして、ハイウエストでウエストマークするとスタイルアップして見えます。
・柔らかい素材のニットやブラウス、レースのタイトスカートやプリーツスカートなど、フェミニンなアイテムが似合います。
Cが多い場合
ナチュラル
・凸凹の少ないボディラインで、骨格が比較的しっかりしているのが特徴。
・ナチュラル感のある着こなしやオーバーサイズのものなどラフな着こなしが似合います。
・ざっくりとした質感のニットやワイドシルエットのパンツなど、ボリュームのあるアイテムをざっくりと着こなすのがおすすめです。
自分に似合う=スタイルアップが叶う
普段のスタイルと骨格診断に沿ったスタイルを比べると、印象の違いがわかりやすくなります。例えば、ストレートタイプの方の場合、左側のかっちりとしたシャツスタイルも素敵ですが、右側のVネックカーディガンのコーディネートは、顔まわりはすっきり、腰位置も高く見えます。
骨格スタイルごとに似合うニットの素材やデザインも違います
ニットには薄手のものや厚手のもの、そしてタイトなシルエットや大きめのざっくりデザインなど、幅広いバリエーションがあります。自分の好きなデザインやトレンドのものを選ぶことは悪いことではありませんが、自分の骨格スタイルを知ることで、洋服選びに迷った時に、自分に合う服選びやスタイリングがわかるようになります。
骨格スタイル別おすすめニットコーデ
深みのあるVネックニットに、きちんと感のあるスマートスタイルアンクルパンツをコーディネート。ストレートタイプの方は立体的なメリハリボディが特徴なので、シンプルなコーディネートでもきちんと女性らしさを演出できます。アクセサリーをつけるならなるべくシンプルに、カバンも小さすぎず、大きすぎない程よいサイズを選ぶと、バランスよくまとまります。
ウェーブタイプの方は、裾に向かってふわりと広がるニットワンピースがおすすめ。トップスのリブからの切り返しや、長めに作られた腕のデザインなど、ディテールにこだわったデザインがポイントです。身体の厚みがあまりないのが特徴なので、シンプルなものよりも、ふんわりとしたシルエットや華やかなデザインのアイテムを選ぶと、曲線や立体感をプラスでき、華やかな印象になります。
骨格がしっかりしているナチュラルタイプの方は、ざっくりシルエットのニットがよく似合います。トレンド感のあるベロアトップスに、ワイドパンツを合わせて、ゆったりシルエットのニットコートをオン。身体にフィットするデザインは貧相に見えてしまう恐れがあるので、大きめシルエットのものを選ぶと、スタイルの良さが際立ちます。カバンは大きめのものを合わせるとグッドバランス。
ニットの特集ページはこちら
【Staff Credit】
Photographer:Sachiko Horasawa(CROSSOVER)
Illustration:miya
Text:Yuki Motomura