Natural Friends

先ほどまでいた街の残り香をまとわせながら、自然の中に身を委ねる。
気持ちのよいウィークエンドを過ごすために必要なのは、
アウトドアライフを支える機能と暖かさと、都市生活の瀟洒なスタイル。

Natural Friends

先ほどまでいた街の残り香をまとわせながら、自然の中に身を委ねる。
気持ちのよいウィークエンドを過ごすために必要なのは、
アウトドアライフを支える機能と暖かさと、都市生活の瀟洒なスタイル。

たとえば、週末に山へ行くとしたらどんな格好がいいのだろう。ムード満点の山の装いに憧れはあるけれども、気軽に普段着のままカントリーサイドを歩けるならば、そういう楽しみ方も悪くはない。

インナーにもアウターにもなるフリースや軽くて暖かいダウンジャケットを、いつものボタンダウンシャツやニットに着重ねれば、美しきカントリーサイドへの小さな旅の正装となる。

そのままの姿で街に戻っても、トーンを合わせたトーナルカラーのモダンレイヤリングなら、いつもの着こなしとなにも変わらない。これがアーバンアウトドアの現代的なひとつの答えである。

いいダウンというのは、脱ぎ着がしやすく、かさばらず、温度調節ができる。寒ければ羽織り、暑くなったら脱いでしまえる。山歩きでは、汗をかかないことが大事なことだといわれているが、日々の生活にもダウンを用いて、その瞬間をどう快適に過ごすのかを考えてみたくなる。

ユニクロの「ウルトラライトダウンジャケット」は、驚くほど軽く、そして暖かく、ポケッタブル仕様なので付属の収納バッグに小さくしまえる。多少の撥水性も持ちあわせる。軽さと暖かさの秘密は、フィルパワー750*という高品質なプレミアムダウンにある。週末の密やかなアウトドアライフにそんな身軽なダウンがあれば、気温の変化にもスムーズに順応できる。シルエットは着丈がやや短めの誰にでも合わせやすいボクシータイプ。

着ていってもいいし、鞄にしまっておいてもいい。ちょっとしたお守りのようなものとして、ウルトラライトダウンジャケットは存在する。備えがあれば、憂いもない。

*IDFB法による測定値

©軽井沢千住博美術館
HIROSHI SENJU MUSEUM
KARUIZAWA

今回の撮影場所のひとつが、自然と文化が調和する建物として知られる「軽井沢千住博美術館」。建築家・西沢立衛氏が設計を手がけ、世界的に活躍する日本画家・千住博氏の代表作品を展示。建物は明るく開放的な総ガラス張りで、木々や花が美しいガーデンも配置。本館では千住氏の作品を紹介する特別展、ギャラリー館では多種多彩な企画展が毎年開催されている。

815 Nagakura, Karuizawa-cho, Kitasaku-gun, Nagano

https://www.senju-museum.jp/

  • Photography by Akinobu Maeda
  • Styling by Shuhei Yoshida
  • Hair by Nori Takabayashi (yard)
  • Makeup by Atsuko Suzuki
  • Editing & Text by Tamio Ogasawara
  • Film by Amin Shaikh
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