A Romantic
Touch

INES DE LA FRESSANGE

2020 Fall & Winter collection
Launching in September

Photography by Masahiro Yamamoto
Styling by Mitsuru Kurosawa
Hair & Makeup by Rumi Hirose
Text by Eri Ishida
Illustration by Yoshifumi Takeda

W's Velvet Jacket ¥9,990
W’s 3D Extra Fine Merino Striped Long Sleeve Sweater ¥3,990
W’s Cotton Frilled Stand Collar Long Sleeve Shirt ¥2,990
W’s Twist Pleated Skirt ¥2,990
(UNIQLO x INES DE LA FRESSANGE)

W's Velvet Jacket ¥9,990
W’s 3D Extra Fine Merino Striped Long Sleeve Sweater ¥3,990
W’s Cotton Frilled Stand Collar Long Sleeve Shirt ¥2,990
W’s Twist Pleated Skirt ¥2,990
(UNIQLO x INES DE LA FRESSANGE)

ワードローブの前で何を着ればいいか、少し悩みながら過ごすひととき。
あの人なら、どんな風に今日の1枚を決めるのだろう。

数々のトップメゾンのミューズとして愛され、世界中のデザイナーから称賛を集めたトップモデル、イネス・ド・ラ・フレサンジュ。

デザイナー、実業家、そしてファッションジャーナリストとしての顔も持ち、2014年からUNIQLOとともに上質なベーシックウェアを提案する彼女の生き方は、パリジャン・シックそのもの。

今シーズンのテーマに合わせ、イネスから未来を生きる女性たちに向けてメッセージをもらった。

For the Story of the Everyday

毎日のストーリーのために

Ines De La Fressange | イネス・ド・ラ・フレサンジュ
Model / Designer
1957年、フランス生まれ。17歳でモデルデビュー。数々のトップメゾンのミューズとして愛され、今もファッション界のスタイルアイコンの代表格として活躍。2014年、ユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュをスタート。デザイン・ディレクターを務める滝沢直己氏との共同作業によって、上質なベーシックウエアを提案している。

私の毎日の服選びは、その日の天気を見ることから始まります。それから、身体に自然と馴染んでいるかどうかも、とても大事なこと。一日中、寒くて震えていたり、服のことばかりを気にしていたら、気分良く過ごすことなんてできないでしょう?服は、人生において不可欠なものではないけれど、身に着けたときには、その人の心がそのまま表れる。だからこそ、服選びをおろそかにはできません。

私が思うパリジャン・シックとは、エフォートレス(肩肘張らない)で、シンプル。新品とヴィンテージ、スポーティとエレガントというように、自分の感性で服を自由にミックスさせる精神を持っている。高価であることやトレンドであることを誇示するためではなく、自分が心地よくいられるためのスタイルです。けれど、これはパリに限ったことではありません。そもそも、世界中のどこにおいても、女性たちはシックでスタイリッシュでエレガントな存在です。そして、このパリジャン・シックの価値観は、私がUNIQLOとのコラボレーションにおいて大事にしている「ランウェイのためではなく、日常のための服」というデザインコンセプトにも通じています。

UNIQLOとのコレクションは、私にとってラブストーリーそのもの。2014年のスタートから数えて今回で14シーズン目を迎えましたが、こんなにも長い間、いい関係を続けてこられたことを、とても誇らしく思っています。デザインを考えるとき、私がいつも念頭に置いているのは、自分自身が身に着けたいと思える服であるかどうかということ。そうして徹底した正直さと誠意をもって手掛けてきたことで、UNIQLOと私たちの信頼関係、私たちとお客様との信頼関係が築かれてきたのです。

「UNIQLO x INES DE LA FRESSANGE」の今シーズンは、世界中すべての女性たちに似合う服でありながら、エレガンスを実現すること。そのうえで、映画の衣装のようにロマンティックなタッチを加えることを大切にデザインしています。ドリーミーな服であることと、着やすく求めやすい服であること、その両方を叶え、女性たちを自分だけの物語の主人公にするのです。服を着るのは、いつの日も楽しいことであるべきです。ファッションに振り回されることなく、純粋にそれを味わってほしいと願っています。

これからの未来を生きる女性たちに、何か伝えられることは? という問いに、私はこう答えます。恐れないで。そして、セレンディピティを信じてほしい。自分の人生に起きている良い部分に目を向けて、偏見を持たず、感謝し、惜しみなく与えて。そうすれば、必ず自分に返ってくるはずだから。人にやさしくして。そうすれば、もっといい顔になれるはずだから。

そしていつか、年齢を重ねることに戸惑い、受け入れ難くなる日が訪れるかもしれない。そんなとき、同じ外見をキープしようとするのは、一番老けて見えるやり方です。古い服はチャリティなどに寄付して、新しい服を少しだけ買うこと。新しいスタイルを柔軟に取り入れ、好奇心を絶やさないことが、きっと助けになってくれるはずです。

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