ABCof
Today’s Classics

Recycled Down Jacket 2022

ベーシックなワードローブこそ、
時代とともに少しずつ変わり続けてゆくものだ。
そこにあるべき“これからのクラシック”とは何かを
A to Zのトピックで考える。

  • Photography by Taro Hirayama (model), Yoshio Kato (items)
  • Hair & Makeup by Katsuyoshi Kojima
  • Drawing by Philippe Weisbecker (A)
  • Illustrations by Akira Sorimachi (B, I, K, U), Shinji Abe (J)
  • Styling, Editing & Text by Kyosuke Nitta

上は、リサイクルダウンジャケットをフランスのアーティスト、フィリップ・ワイズベッカー氏に描き下ろしてもらった作品。
構造物をシンプルなアウトラインで解釈し、クラシックなトーンで新たに命を吹き込むような同氏のタッチにより、キルトの構造的な面白さが際立つ。

A New Life

ミリタリーのキルティングライナーを連想させるモスグリーンのダウンジャケット。この佇まいから誰が想像できるだろうか。内蔵しているのも再生ダウンで、ボディに使用しているナイロンも100%リサイクル素材、という未来を見据えた1着なのだ。リサイクルかつ、誰もが長く着られるクラシックな服こそが、これからのスタンダードになっていく。

Balmacaan
Coat

ステンカラー、ラグランスリーブ、比翼仕立ての3つが特徴といえば、スコットランドの地名に由来するバルマカーンコート。
ユニクロの定番は、ウールのような温かみを備えつつ、軽く、やわらかい素材で心地よさを追求。ドレスアップだけでなく、スウェットのセットアップのようなカジュアルな着こなしとの相性も考えて今シーズンは着丈をやや短めに調整している。

Chunky
Sweaters

ざっくりした風合いが好き。でもチクチクするのはちょっと……となれば、リサイクルポリエステル繊維を約29%混紡した新作のローゲージニットを。ゆったりしたシルエットのカーディガンは、モヘアのような毛足の長い糸を使用していて肌当たりが抜群によく、トラッドなフェアアイル柄と首の詰まったモックネックのセーターは、空気をたっぷり含んだようにふんわり。

(model)

Day Packs

Roll Top Backpack

上蓋のロール調整で容量のアレンジが可能。背面にはメイン収納に直接アクセスできるファスナーが付属。内側にはPCスリーブ付き。

(model)

自転車乗りにも古くから愛されるロールバッグや、ミリタリーをルーツに持つヘルメットバッグなど、オーセンティックなバックパックが充実。すべてが強度の高いナイロン製で、撥水加工が施されているから急な雨でもなんのその。グローブを着用していても開閉しやすいようにジッププルを長めにするなど、使い勝手を検証した上での機能美がディテールに凝縮している。

3Way Smart Bag

PCケース・ショルダーバッグ、リュックの3通りで使える。極薄な設計なので、電車やバスなどの人混みで背負っていてもスマート。

Utility 2Way Bag

リュック・トートの2WAY仕様。ファスナーが付くボトム部分は防水加工が施されていて、濡れた折り畳み傘や靴の収納ができる。

Backpack

背面とストラップ裏はメッシュ。サイドポケットは大きめで、内部にボトルホルダーとPCスリーブを兼ね備えた究極のベーシック。

  • Backpack ¥3,990

Extra Fine Series

“最高な気分”と訳したくなるエクストラファインとは、繊維の細さを示す基準のこと。ユニクロの定番であるエクストラファインメリノは、約19.5マイクロンという極めて細いメリノウールを使用していて、特殊加工を施すことで家庭での洗濯も可能に。エクストラファインクロスシャツは、超長綿という高品質なコットンのみを厳選していてハリとコシがあり光沢感が上品。どちらも肌触りが滑らかで、着心地も“最高な気分”。

(model)
(L→R)

Flight Jacket

フライトジャケットの傑作であるMA-1ブルゾンがウィメンズで初登場。無骨すぎないセージグリーンと落ち着いたエクリュとブラックの3色で、中綿入りだから寒さが厳しい冬でも活躍してくれる。メンズはアームのユーティリティポケットや袖口の二段リブなど細部まで本格派。

(L→R)

Genderless Outerwear

今季のUniqlo Uには、女性が着ても男性が着てもしっくり馴染むジェンダーレスなアウターがラインナップ。コーディネート次第で印象がガラリと変わり、クラシックなテイラードコートは丈が短めで、メンズが羽織るとジャケットに、女性が着ればショートコート風。オリーブ色のフーデッドコートはチノトラウザーズを合わせるトラッドな着こなしにもいいし、黒のスキニーにも好相性。

W's Tailored Coat

コートとジャケットの中間ぐらいの絶妙な丈感が魅力。メルトンのように目が詰まった生地を使用していて、動くたびに立体的なニュアンスが生まれる。

W's Hooded Coat

身幅も腕回りも太いビッグシルエットなフーデッドコート。マチたっぷりなポケットは大容量でハンドウォーマーポケットが付属。フードは取り外し可能。

HEATTECH Goods

チェック柄のマフラーも、リブのニットキャップも、グローブもそう、実はすべて保温性と吸湿発熱機能に優れたヒートテック素材。中綿入りのパデッドスカーフは、肌に当たる部分にヒートテックフリースを配していて、冷える首回りにピンポイントでプラスしたいときに重宝する。

1

HEATTECH Padded
Scarf

2

HEATTECH Scarf

3

HEATTECH Rib Beanie

4,5

HEATTECH Lining Faux Suede Gloves
HEATTECH Knitted Gloves

(model)

Inside or Out

吸水速乾性に優れたAIRismは、汗をかく夏の屋外だけのものと思われがちだけど、オールシーズン対応。冬に暖房が効いてちょっと汗ばむ部屋や、オフィスやカフェ、電車などで温度調整するのが難しい場面こそ、サラリと快適なAIRismの出番。心地いい接触冷感のみならず、吸放湿などの高い機能性が、あらゆるシーンで、インでもアウトでも本領発揮する。

Jeans For Everyone

スキニーからワイドまで。スタイルや気分に合わせていろんなシルエットを選べることもジーンズの楽しさ。伸縮性が抜群に高いウルトラストレッチスキニーとスリムフィットは、レーザー加工とナノバブル洗浄により、仕上げ加工時の水の使用量を従来と比べて最大99%*削減しつつ、リアルな経年変化を再現。本格的なセルヴィッジデニムを使用した王道のストレートは広島の名門、カイハラ社と生地を共同開発。トレンドのワイドやフレアもハイライズでクラシックに。

※2017年メンズレギュラーフィットジーンズと2018年同型商品との比較。商品によって、水の削減量が異なります。

1

W's HEATTECH Ultra Stretch Slim Jeans

2

W's Slim Flared Jeans

3

W's Baggy Jeans

4

Ultra Stretch Jeans

5

Slim Fit Jeans

6

Selvedge Regular Fit Jeans

7

Wide Fit Jeans

Keep It Clean

何年も着たい自分の定番を見つけたら、日々のメンテナンスを。ジャケットやコートは、家に帰ったらまずブラシでほこりを落とし、シワはスチーマーを離し気味に当てて取り、ハンガーは細いものではなく厚みのある太いものを選ぶ。気になる匂いは、入浴後のお風呂場で一晩吊るせば湿気の作用でスッキリ。ちょっとした習慣で、寿命も愛着も劇的に変わる。

Layering

寒暖差のある秋は、気温と服の機能を照らし合わせながらレイヤリングすると、より快適に過ごせる。ベースレイヤーは、吸水速乾のエアリズムか、吸湿発熱機能を持つヒートテックを。中間着のミッドレイヤーは、保温力の高いフリースを。アウターにはユーティリティパーカを。風が強い日は、撥水・防風性に優れたブロックテックパーカがあると頼りになる。

Outer Layer

1

Hardshell

2

BLOCKTECH

Mid Layer

3

Fluffy Yarn Fleece

4

Sponge Fleece

Outer Layer

5

AIRism Cotton

6

HEATTECH

Matching Outfits

深まる秋にはシックな色のセットアップを着たい。メンズの新作は、カバーオールとペインターパンツというワークな組み合わせ。オリーブグリーンの色味が渋く、目の詰まったコットン素材に洗い加工を施しているから風合いはヴィンテージさながら。ウィメンズのブラッシュドジャージーは軽やかな着心地で、黒に近いネイビーと、ストンと落ちる縦長のシルエットがとてもモダン。

New HEATTECH

ヒートテックがスタイリングのアクセントになる日がやってきた。吸湿発熱と保温性をキープしつつ、今シーズン新たに加わったのがリブとワッフル。メンズのワッフルは、ミリタリーパンツやフランネルシャツがよく似合い、1枚で着ても様になる。シームレスでフィット感が優しいレディスの極暖リブタートルは、くしゅっと柔らかく、ネックのロールが上品に映える。

Outer Fleece

フリースは風を通しやすい、というのを過去の話にしてくれたのが、0.008mmという極薄フィルムを内蔵したボウフウフリース。やわらかな着心地そのままに、冷たい風をしっかりブロックする優秀なアウターとなる。フード付きの新作はハンドウォーマーポケットを装備していて、スポーツなどでも重宝。クラシックなボアタイプからリブのブルゾンまで形もいろいろ。

Plaids upon Plaids

フランネルシャツを羽織ったら秋の始まり。今季はブロックチェックやオンブレーシャツなどのオーセンティックな柄が豊富で、自分だけの1着を探す楽しさがある。クラシックに見えて、シルエットは現代的。ウエストとアームラインはほどよくゆったりしつつ、タックインとタックアウトが好バランスな着丈に微調整。袖をラフにロールアップして着たい。

Qayering

軽やかなキルトアウターといえば、まずULDことウルトラライトダウンだが、今季はそこに中綿入りジャケットが登場。ウィメンズの細かいダイヤキルト(3)は撥水性があり、静電気を軽減してくれてポケッタブル。襟回りと袖口にリブを配したメンズのブルゾン(4)は、レトロな見た目とは裏腹に、機能的なヒートテックの綿を使用。ULDのジャケット(2)とモデルが着たベストはキルト幅をワイドに、アウターとしてさらに頼もしくなった。

1

W's Ultra Light Down
Relaxed Jacket

2

Ultra Light Down
Jacket

3

W's Warm Padded
Quilted Jacket

4

HEATTECH Warm
Padded Jacket

(model)

Rayon Reinvented

清々しい秋晴れの日に、さらっと着たいレーヨンのブラウスは、素材を「レスポンシブルレーヨン」にアップデート。光沢感の美しいクラシックな表情と、やわらかな肌触りはそのままに、繊維の元になる木材パルプを認証を受けた森から調達し、製糸工程のCO2排出量を約49%*削減した。
※Sustainable Apparel Coalition (SAC) が開発したHigg Materials Sustainability Index V3.3を用いて算出。(株式会社ファーストリテイリングが算出した数値であり、検証数値ではありません)

(L→R)

Stripes Forever

バスクシャツを、ウォッシュの効いたジーンズにタックインして着る。そんな普遍的なベーシックが似合う人でありたい。肩にかけてのラインがきれいに見えるボートネックTシャツは、ゆったりと落ちるドロップショルダーとボックスシルエットがオーセンティック。コシのあるコットンは着続けるほどに風合いが生まれ、自分だけの1着に育っていく。

Trucker Jacket

今求めるのは軽快なトラッカージャケット。ウィメンズは綿100%。オーバーダイ加工と製品洗いを施すことでクタリとしたやわらかさと奥行きのある色落ち感を表現。ライトオンスだから、カットソーの上から軽く羽織りたい。メンズは肩がドロップしたリラックスフィットで着丈は短めという正統派なルックスでありながら、ストレッチ素材にすることで快適な着心地に。

Unique Clothing
Warehouse

ユニクロがもともと『Unique Clothing Warehouse』という名前だったことは知っているだろうか? 上の写真は1984年の6月、第1号店を広島市袋町に出店した際の様子を写した1枚である。その後’90年代には質の高いアメリカンカジュアルを求め、ポロシャツ、チノパン、オックスフォードシャツなど、今でも定番といえるオーセンティックな商品を開発し続け、誰もが長く着られるような“現代のクラシック”を追い求め続けてきた。ちなみに右上のイラストのロゴ入りスウェットは、かつてボーナスの代わりとして支給されたことがある珍品だが、今でも大切に当時の社員のワードローブに残っていた。

Varsity Life

ヘルシーで爽やかな大学生活というのはとても魅力的だ。「Varsity Sporty Graffiti」で取材したハーバード大のアスリートたちも、生き生きとした健康的なムードが溢れていた。彼らのキャンパスライフに欠かせないアウターといえば、いつの時代もスタジアムジャケット。今着たいのは、襟回りと袖口に配したリブや、スナップボタンなどのディテールはキープしつつも、アームには雰囲気抜群なPUレザーを使用した軽やかな1着。

WHOLEGARMENT Cashmere

最高の素材を、いちばん着心地がいい方法で編み上げる。肌触りの良いカシミヤを、1本の編み糸から1着のニットを無縫製で編み上げる“ホールガーメントⓇ”の技術で作ったウィメンズの新作。ボディと袖などの境目がシームレスだから身体を覆うようにやさしくフィットし、素材本来の上質さを最大限に堪能できる。この秋冬は、クラシックな赤を着たい気分。

XXXL Size

M's 3XL

サイズにも色々な選択肢があることを知っているだろうか? 日本だと店舗で展開しているのはSからXLまでだが、ECサイトではメンズがXSから最大4XLまでで、ウィメンズは3XLまで。例えば、スキニーのジーンズにメンズの3XLのスウェットパーカを合わせたいというのも可能。アイデア次第でスタイリングの楽しさは無限に広がる。ジャストもルーズも思いのまま。

Your
Best
Chino

チノパンは穿き続けるほどに風格が増していく綿100%の2本から選びたい。オーセンティックなレギュラーフィットはハリとコシを備える本格的なウエストポイント素材。深いタックとフォーマルなプリーツがクラシックなUniqlo Uのタックテーパードチノは良い表情のコットンツイルを使用。バックポケットのフラップがアクセントとして効いている。

1

Regular Fit Chino Pants

2

Pleated Tapered Chino (Uniqlo U)

Zeitgeist of Tomorrow

変化のないクラシックは、古臭くなってしまう。このウールブレンドジャケットはヘリンボーン柄でツイードのようなどっしりとした重厚感があるが、見た目に反して驚くぐらいソフトでライト。ウエストも程よくシェイプしているから野暮ったさはなく、ノッチドラペルの幅もパッチポケットも、どれもが主張しすぎないモダンなバランスに。時代のムード(Zeitgeist)を纏いながら、クラシックは進化していく。

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