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どこまでも

赤ちゃん目線の

クルーネック

ボディスーツ。

どこまでも赤ちゃん目線のクルーネックボディスーツ。

安全で、安心できる
服かどうか。

繊細な赤ちゃんを守る服に何を求めますか? もちろん見た目の可愛さも大事ですが、やっぱり心地いい生地で、裏側の縫製が丁寧なもののほうが赤ちゃんの肌にとっては快適。それだけでなく、アレルギーやホルマリンなど、目に見えない刺激性の物質まで配慮して作られているかどうかも重要です。なので、UNIQLOはここに宣言します。赤ちゃん目線の“ベビーファースト”を。

CREW NECK BODY SUIT

ベビーファースト

7ヶ条。

赤ちゃんの安心・安全・快適性を考え抜いて生まれた7ヶ条。糸から生地になり、縫製を経て梱包され、世界中の店舗に並ぶまで。クルーネックボディスーツの舞台裏を、すべて公開します。

ベビーファースト7ヶ条。
“安心・安全”の世界的評価を持つ工場で一貫して製造する。

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“安心・安全”の
世界的評価を持つ工場
で一貫して製造する。

クルーネックボディスーツは、2003年にUNIQLOのベビー・キッズ事業がスタートした当初から、“安心・安全”の世界的評価基準である国際相互承認協定(MRA)と、国際試験所認定協力機構(ILAC)に属する中国合格評定国家認可委員会(CNAS)から、「品質の高さ」と「技術能力の高さ」が認められている工場で製造しています。

工場の環境をまるごとノンホルマリンにする。

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工場の環境をまるごとノンホルマリンにする。

染色と縫製の各工場には、数十メートルおきにいくつも謎の布がぶら下がっています。よく見てみると、開始日と終了日を示すような期間が書かれたシールが……。これは一体何か?
その答えは、ホルマリンチェックを行うための試験布。そもそも、ホルマリンとはホルムアルデヒド水溶液のこと。防腐・殺菌作用があり、古くから建材の接着剤などに使われていて、衣料製造の現場でも縮みやシワを抑制する加工で用いられてきた便利な物質です。ただ、皮膚や粘膜に対して刺激があり、肌が未熟な赤ちゃんにとっては、発疹などの病気やアレルギーを起こす要因の1つと言われています。

2工場の環境をまるごとノンホルマリンにする。

安心・安全をテーマにしたベビー服において、人体に影響のあるホルマリンをいかに抑えられるかがミッションでした。有害とされる規定値を下回れば済むという話ではありません。空気中にあるホルマリンは移染する性質があるため、染料や助剤、そして、工場の空間自体をノンホルマリンにすることが必要でした。
そのためには手間と根気と時間がかかり、事実、2003年にUNIQLOのベビー服の製造がスタートしたとき、環境をノンホルマリン化するためにかかった期間は約3ヶ月。
それから16年経った今も変わらずに、工場内に試験布を常に吊るして定期的にホルマリンチェックを実施し、染色を終えた生地が縫製工場に移送する際も密閉され、つねに外部からの移染がない状態が保たれているのです。

ホルマリン以外のアレルギー物質も見逃さない。

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ホルマリン以外のアレルギー物質も見逃さない。

クルーネックボディスーツの製造工場は、中国合格評定国家認可委員会(CNAS=China National Accreditation Service for Conformity Assessment)から「試験所認定」を取得していて、併設している自社ラボでは、外部の繊維企業からの検査も請け負っています。染色された生地は、化学試験室でホルマリン測定するだけでなく、PH値測定と蛍光剤付着の確認が行われ、高倍率の顕微鏡を使った独自の不純物チェックもされています。

3ホルマリン以外のアレルギー物質も見逃さない。 工場内に吊るされていた布は、水を張ったビーカーに入れて温められます。ホルムアルデヒドは水に溶け出し、試薬を入れると反応して黄色くなり、含有率によって色が濃くなるという仕組みです。

赤ちゃんの肌に最適なコットン100%のフライス生地を使う。

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赤ちゃんの肌に最適な
コットン100%のフライス生地を使う。

赤ちゃんの肌は敏感で刺激に弱く、動いて汗もたっぷりかきます。そのため、吸水性もあって伸び縮みする生地が理想的。加えて、頻繁に洗濯して着るものだからタフさも不可欠。そのすべてを詰め込んだのが、独自開発したコットン100%のフライス生地です。伸縮性があって空気を含んだようにふっくら。綿からこだわった上質な糸を使っているのでタッチも滑らか。厳しい洗濯テストも行なっているので耐久性もしっかりあります。

4赤ちゃんの肌に最適なコットン100%のフライス生地を使う 糸を生地にする工場は、見渡す限りクリーン。綿繊維が舞うのを抑えるために湿度72%で管理され、微細な糸くずの侵入を防ぐために、ずらっと並ぶ編み機すべてが透明なカバーで区切られています。床面にいくつも点在する吸気口がホコリを吸い取るだけでなく、1時間のうちに何度も清掃が行われることで、上質、かつ、安心できるフライス生地が安定して生まれるのです。

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表面はしっかり。
裏面は肌に優しく。

耐久性を考え、エッジをバインダー仕上げ(別生地を挟み込む手法)にして、表面はダブルステッチにすることで丈夫に。一方、肌に直接触れる裏面は、縫い代が当たりにくいフラットシームにすることでストレスを軽減しました。また、表と裏で異なる糸を使用しているのも理由があります。擦れやすい表は耐摩耗性のある糸を。裏は肌触りを優しくするために、柔らかくて伸縮性のある糸を使いました。誰もがひと目でわかるように、表と裏で糸の色も変えています。

ダブルステッチ
フラットシーム
表面
裏面
5表面はしっかり。裏面は肌に優しく。

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肌に触れない場所に
ケアラベルを付ける。

新生児(生後1ヶ月)の赤ちゃんの角質層の厚さは、大人と比べると約1/2と言われていて、たとえケアラベルであろうと、直接肌に触れて擦れると、痛みや肌荒れを起こしてしまうこともあります。なので、クルーネックボディスーツは、直接肌に触れないところにケアラベルをつけています。

6肌に触れない場所にケアラベルを付ける。
6肌に触れない場所にケアラベルを付ける。

7

掛け違いを防ぐために
ボタンの色を変える。

いかに短時間でお着替えできるかを考え、紐ではなくスナップボタンを採用。ボタンの色を変え、一目で組み合わせがわかるようにしました。股部分の3つあるスナップボタンは中央のみ黄色に変更することで、掛け違う心配がなくなり、サッとお着替えができるようになりました。また、アレルギーを考慮して、金属製ではなく、プラスチック製ボタンにしています。

7掛け違いを防ぐためにボタンの色を変える。

商品が完成した後、検品を経てから梱包され、一度も袋を開けられることなくノンホルマリン状態のまま世界中のUNIQLO店舗で販売されます。万が一、商品の袋が店頭で開いてしまった場合は、スタッフが、ホルムアルデヒドの除去を行ってから販売していますので、ご安心ください。

一番の願いは、赤ちゃんが健やかに育つこと。ベビーファーストの思いが、一着一着すべてに詰まっています。