2025年06月20日
6月20日「世界難民の日」
「PEACE FOR ALL」3周年記念トークセッション第2弾にイチロー氏が登壇
野球界のレジェンドがベネズエラ難民の少年野球チームや日本の学生にエールを送る
「PEACE FOR ALL」3周年記念トークセッション第2弾にイチロー氏が登壇
野球界のレジェンドがベネズエラ難民の少年野球チームや日本の学生にエールを送る
ユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」は、2022年6月の始動から3周年を迎えました。これを記念して、6月20日(金)の「世界難民の日」に「PEACE FOR ALL」の新たなコラボレーターであるイチロー氏をお迎えし、国連難民高等弁務官事務所(以下UNHCR)のご協力のもと大阪・関西万博にてトークセッションを開催しました。トークセッションは「好きなことを見つけて扉を開こう」をテーマに、地元関西の高校生と大学生を招待し、偉大な野球界のレジェンド、イチロー氏が夢や目標に向かって頑張っているベネズエラ難民の少年野球チームや学生にエールを送りました。
「PEACE FOR ALL」3周年記念トークセッション
本トークセッションは、6月20日(金)より発売を開始するTシャツの同じく新たなコラボレーターである俳優・役所広司氏をお迎えして、6月16日(月)に実施した「PEACE FOR ALL」3周年記念トークセッションの第2弾として開催。イチロー氏は「自分が好きな物、夢中になれることを見つけて、その扉を開いて一歩進んでほしい、飛び込んでいってほしい。その扉をあけて進むことが将来の礎になると感じます。そしてその先にはきっと楽しい未来が待っている、そんな思いを込めてデザインしました。」とTシャツに込めたメッセージについて話しました。また、「PEACE FOR ALL」のプロジェクトについて、「コンセプトを聞いて、参加しない理由はないと思いました。Tシャツしか着ないくらいTシャツが好きなので、それで(支援が)広がっていくことは素敵な事だと思います。」と賛同への思いを語りました。
夢や目標に向かって頑張っている高校生、大学生とのトークセッションでは、近畿大附属高等学校の福田啓人さん、岡村梨愛奈さん、同志社大学の溝垣茉由さんが自身の夢や目標について語りました。また、夢や目標を実現するために悩んでいることを、緊張しながらもイチロー氏に直接質問しました。溝垣さんからの「自分の将来と向き合い、怖気づいてしまって時に、どのようにして自分の気持ちと向き合うべきか」という質問に対して、「今やっていることが正解なのかは時間がたたないとわからない。不安な気持ちもあるかもしれないけど、挑戦したいという自分の気持ちを大切にして欲しい。勇気をもって、自分自身で扉を開けて欲しい。」と力強いアドバイスを送りました。
「世界難民の日」にあたり、ペルーに暮らすベネズエラ難民の少年野球チームの様子を映像で紹介しました。UNHCR民間連携担当官の佐藤重臣氏のベネズエラ難民や世界の難民の状況についての説明を聞いたイチロー氏は、「人の痛みを自分事化し、思いを馳せることが大切だと思います。また、痛みを体験した人は自身のその経験を伝えていくことも重要だと思います。」と述べられました。また、この少年野球チームでメジャーリーガーの夢を持つミカエル君からの「偉大な野球選手になるためにどんな事をしたのか?」という質問に対して、「自分でしっかりとした軸をもつこと、そして自分に自信がもてるようになるまで、自分を鍛えあげる事ですね。その自信があればどんな時も頑張れると思います。」と答え熱いエールを送りました。
国連パビリオンのUNHCR・ユニクロ「PEACE FOR ALL」共同展示の内覧
イチロー氏が国連パビリオンを訪問。ユニクロ「PEACE FOR ALL」の展示会場でUNHCR佐藤氏の難民支援活動の話しを興味深く聞かれた後、自身のTシャツが販売されているギフトショップへ。ユニクロの店舗の中で世界一「PEACE FOR ALL」のTシャツが売れているのがここ国連パビリオンのギフトショップというスタッフの話を聞いて大変驚かれていました。また、Tシャツの購入者限定でスタンプが押せるサービスも体験され、どこに押すか悩みながら楽しんでいらっしゃいました。
「PEACE FOR ALL」について
「PEACE FOR ALL」は、「世界の平和を心から願い、アクションする」という趣旨に賛同した著名人の方々にボランティアでご協力をいただき、それぞれの平和への願いをデザインしたTシャツを販売するものです。このプロジェクトの主体であり、ユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングが、利益の全額(1枚当たり販売金額の20%相当)を、貧困、差別、暴力、紛争などによって影響を受けた人々に対して人道的支援を行っている3団体(UNHCR、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナル)に寄付し、寄付金は国際的な平和のための活動に充てられます。2025年6月20日より発売開始となる新コラボレーター、イチロー氏と役所広司氏が加わり総勢45組のコラボレーターが参加。これまでに7,192,387枚*1のTシャツを販売、その売り上げによる寄付総額は2,157,716,100円*2を達成しています。(*1*2 2025年4月末時点)
https://www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/peace-for-all
「PEACE FOR ALL」新コレクション商品概要
商品名 : PEACE FOR ALL チャリティTシャツ
発売予定日 : 2025年6月20日(金)
価格 : 1,500円
展開サイズ : XS-4XLサイズ (店舗展開はS-XLサイズ)
展開店舗 : 全国のユニクロ店舗およびオンラインストア
特設サイト : https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/peace-for-all/
商品サイト : https://www.uniqlo.com/peace-for-all/
<参考情報>
大阪・関西万博の国連パビリオンの難民支援に関する共同展示について
大阪・関西万博の国連パビリオンにて、UNHCRとのグローバルパートナーシップのもと、2025年6月16日(月)から6月22日(日)の期間、難民支援に関する共同展示を行っています。展示会場では、ユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」の取り組みについてご覧いただけるほか、6月20日発売の新コレクション4柄を含む全7柄の「PEACE FOR ALL」のTシャツを販売します。また、会場でご購入いただいた方を対象に、限定スタンプをTシャツに押して自分だけのオリジナルTシャツを作るサービスも提供しています。
ファーストリテイリングとUNHCRのグローバルパートナーシップについて
ユニクロを展開するファーストリテイリングは、難民支援をサステナビリティ活動の柱の1つとして位置付け、2006年からUNHCRと連携し世界の難民・国内避難民への衣料支援を行ってきました。2011年には、より包括的に世界の難民問題の恒久的な解決に寄与するため、アジアの企業として初めてUNHCRとグローバルパートナーシップを締結。店舗で回収した衣料の難民キャンプなどへの寄贈をはじめ、難民の自立支援プログラム、ユニクロ・ジーユー店舗での難民雇用、難民問題の啓発活動などを行っています。
https://www.fastretailing.com/jp/sustainability/community/refugees.html
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)について
UNHCRは1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民や国内避難民・無国籍者などを国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけています。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き130カ国以上で援助活動を実施。
https://www.unhcr.org/jp/
ユニクロのサステナビリティ冊子「服のチカラ」
2009年から発刊がスタートした「服のチカラ」は、服を通してあらゆる人の生活をより豊かにし、持続的な社会への貢献を目指すユニクロのフィロソフィーを伝える小冊子です。2025年6月13日(金)に配布を開始したNo.28の特集テーマは「映画と難民」です。日本国内のユニクロ全店舗のほか、世界難民の日の特別企画として、6月16日(月)より大阪・関西万博 国連パビリオンにて期間限定で配布中。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/news/tag/557/
●ユニクロのサステナビリティの取り組みは、以下のページをご覧ください。
https://www.uniqlo.com/jp/sustainability/
●UNHCRとのパートナーシップについては、こちらをご覧ください。
https://www.unhcr.org/jp/fast-retailing-unhcr
●国連UNHCR協会による募金活動の公式支援窓口については、こちらをご覧ください。
https://unh.cr/6645c3500