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ソーシャルビジネス
世界最貧国のひとつといわれる、バングラデシュ。学校に行けない子どもが多く、衛生環境も悪い。そうした状況が、さらなる貧困を引き起こしています。そのバングラデシュにおいて、ユニクロは「ソーシャルビジネス」を行っています。服の生産から販売まで、現地で完結する仕組みを構築。新たなビジネスの創出は、貧困からの脱却、人々の自立を促します。清潔な服は、衛生問題を改善するほか、子どもたちが学校へ行くきっかけにもなります。ボランティアや寄付が、主に「物」を援助するのに対し、「ソーシャルビジネス」は、「今を変えていくチカラ」を育みます。2010年9月に、ソーシャルビジネスを立ち上げてから約1年。新しいビジネスへの挑戦は、想像以上に困難の連続です。しかし、目標を共有するパートナーも、少しずつですが、確実に増えてきました。私たちは、バングラデシュ発の服のチカラが、この国の明日を、今日よりも良い方向に変えていくことを信じています。
ユニクロが取り組むソーシャルビジネスとは?
ユニクロは、グラミンバンクグループのグラミン・ヘルスケア・トラストとともに、2010年よりバングラデシュでソーシャルビジネス※をスタートしました。本当に良い服をバングラデシュでつくり、貧困層の人たちが購入可能な価格で販売。その利益はすべてソーシャルビジネスへ再投資されます。バングラデシュにおける服の企画・生産・販売のビジネスを通じて、現地の人々の手によってビジネスのサイクルをまわしていくことで、貧国・衛生・教育など社会的課題の解決を目指す仕組みです。
- ※ソーシャルビジネス:ムハマド・ユヌス氏(グラミン銀行などバングラデシュにおける一連の取り組みでノーベル平和賞を受賞)が提唱する、貧困撲滅などの社会的活動を目的とした新しいビジネスの仕組み。
- ※株主は投資金額の回収のみ行い、配当は受けない。利益のすべてはソーシャルビジネス拡大のために再投資される。
ソーシャルビジネスの仕組み

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01商品の企画
バングラデシュにおけるTシャツ1枚あたりの市場価格は0.6USドル程度。できるだけよい品質の服を、人々が手にすることのできる価格で届けるために、現地でマーケティングを重ねつつ、商品の企画を進めていきます。
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02素材調達
バングラデシュの生地工場とパートナー契約を結び、安価で高品質な素材を調達します。
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03現地の工場で生産
価格は抑えても、品質で妥協をしないことが重要です。
ユニクロで培った品質管理ノウハウに基づく独自の基準、ソーシャルビジネスの理念に賛同を得た現地の工場で、生産を開始します。
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04グラミンレディによる対面販売
商品の販売を担当するのは、グラミン銀行から融資を受け、それをもとに自立を目指す「グラミンレディ」たち。自らも貧しい農村部出身の彼女たちが、農村の家々をまわったり、自分の家をお店代わりにして、ひとつひとつ商品の特徴を説明しながら、丁寧に販売を行います。商品は委託販売方式で販売し、売上代金に応じてコミッションを支払います。
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05買う・着る
現地で販売されている一般的なTシャツに比べて2〜3割ほど値段は高いが、それ以上に品質が良く、丈夫であることを納得してもらい、購入してもらいます。商品を長く大切に着ることで、品質の違いを実感してもらいます。
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06利益の再投資
服の売上げで得た収益を、ソーシャルビジネスに再投資します。1年目は10万枚、3年後には100万枚の生産・販売を目標に設定。現地の人々自身がビジネスを発展させることで、雇用や生活の改善、自立への意志を生み出していきます。
ユニクロがグラミンバンクグループとともにバングラデシュで取り組み始めた「ソーシャルビジネス」をもっと多くの方に知っていただくことを目的に、グラミンユニクロの活動理念を表現したTシャツとトートバッグを制作しました。収益は全てソーシャルビジネスに充当されます。
PRODUCT 01: Message
ノーベル平和賞を受賞したユヌス氏の貧困撲滅メッセージ。
バングラデシュ最大のマイクロクレジット機関「グラミンバンク」は創設者のムハマド・ユヌス氏とともに2006年、ノーベル平和賞を受賞。失業や貧困状態にある人々を対象に無担保で融資を行っています。ソーシャルビジネスを推奨するユヌス氏の貧困撲滅を訴える「貧困があるべき唯一の場所は博物館である」というメッセージにユニクロが賛同し、制作した商品です。
PRODUCT 02: Diagram
グラミンユニクロのビジネスモデルを解説するダイアグラム。
グラミンユニクロは世界最貧国のひとつといわれるバングラデシュで、生産から販売まで現地で完結するソーシャルビジネスの仕組みを確立しました。このビジネスモデルは、グラミンバンクで融資を受けている起業家たちに提供され、グラミンビジネスを開始した起業家たちは顧客への販売活動を通じて収益を得るという仕組みになっています。そして最終的には貧困からの脱却、人々の自立を促すという社会課題を実現し、世界をより良い方向へ変えていくことを目指します。そんなソーシャルビジネスの仕組みをダイアグラムでわかりやすく解説した商品です。
PRODUCT 03: Principles
ソーシャルビジネスに必要な7つの原則。
1.「ビジネスの目的は貧困問題を解決する、あるいは、人々や社会を脅かす教育、健康、技術アクセス、環境に関する問題、そして利潤最大化を目的にはしないこと」2.「金銭的、経済的に持続可能なこと」3.「投資家は、投資金額のみ回収ができる。投資額の回収を越えた場合は無配当」4.「投資金額が回収された際、会社の利益はビジネスの拡大と改善に当てられる」5.「環境に配慮されていること」6.「従業員は、より良い労働条件で相場の賃金を得られる」7.「…そして楽しもう!」―ソーシャルビジネスを始めるにあたり、グラミングループが求める順守すべき7つの原則が描かれた商品です。




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