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ユニクロの全商品リサイクル PHOTO REPORT 年2回、現地調査もかねて難民キャンプを訪問。現地の様子や難民問題の今をレポートします。

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今、私たちが難民問題について知らなければならない2つのキーワード

自立支援

  • 第三国定住 政治的な理由から生じた難民問題は非常に複雑で、長引くことが多い。
19世紀後半から20世紀始め、経済的な理由から多くの人々がネパールからブータン南部に移住した。 このネパール系住民は1958年国籍法に基づきブータン国籍を取得するに至ったものの、 低地に住むネパール語を話すヒンズー教徒中心のネパール系ブータン人は、中高地に住む仏教徒の主流派ブータン人とは、そもそも民族的にも宗教的にも異なっていた。
 1980年代に入り、「民族主義的政策」がとられるようになった結果、ネパール系ブータン人は国籍を失い、90年代初頭に大量のネパール系ブータン人が国を追われることとなった。 ブータン政府の「民族主義的政策」に反対する抗議行動も、多くのネパール系ブータン人の国外追放という結果をもたらした。

ネパール政府とブータン政府の間の話し合いも進まないなか、
ようやく2008年より本格的な第三国への移住がはじまった。受け入れを開始したのはアメリカやオーストラリア、カナダ、デンマーク。オランダ、ニュージーランド、ノルウェイなど。故郷へ戻るのではなく、まったく新しい土地での生活を選択した人々、そして文化の違う土地での生活をサポートする様々な団体にクローズアップしてみる。
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テーマ1 第三国定住へ向けたキャンプ内の動き

キャンプ内にあるIOM(国際移住機関)の施設。
第三国定住が決まった難民の方々が新しい土地へ旅立つまでをサポートし、事前のオリエンテーション、パスポート発行、飛行機手配などを行い、第三国定住先に到着するまでをサポートしている。この日は様々な人種の人々の写真を見せてアメリカ人かどうか質問したり、アメリカの生活に対する夢や恐怖を文章や絵に表して、先入観や不安を取り除くプログラムを行っていた。

すでに移住した人々の暮らしぶりがわかるよう、写真が貼ってある。
UNHCRが撮影したもののようだ。

クラスにはアメリカの国旗も掲げられていた。
不安もあるが期待に胸をふくらませている様子も見えた。

ここはCaritasというNGO機関が行っている大人向けの英語教室。4ヶ月で1コースとなっており、主に第三国定住を意識している人々がレッスンを受けている。非常にレベルの高い授業のようで、全く読み書きができない状態からスタートし、コースを終えた頃にはある程度英語が上達しているという。英語を学ばなければ生きていけない、という切実な状況もあり、学ぼうという気持ちが強く感じられれた。
※Caritasとは1951年、教皇ビオ12世に認可された社会活動、救援活動団体。

UNHCR STAFF 松下千津さん

UNHCRダマック職員の松下千津さん。
7ヶ所のキャンプを担当する7名のフィールドアシスタントたちの、
「総元締」のような役割を担っており、難民の保護の観点から、
現場のニーズや課題をくみ上げ、解決方法を探っている。
以前はエリトリア、アンゴラ、ヨルダン、ザンビアにいて、
現在この地で主に第三国定住の手助けをしている。

松下さんが担当される第三国定住は、家族の将来にもつながる問題なので、
それぞれの家族が抱える問題に対し、個別に対応しなければならない場面も多いという。
きっと私達の想像以上に苦労される場面も多いのだろうが、
他の機関と違ってUNHCRは一人一人の難民と
向き合って働けることにやりがいを感じられているようだった。

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